糖質制限と糖尿病予防について

今回は、私が糖質制限と糖尿病予防について、思っていることを書きたいと思います。独り言なので、ツッコミはご遠慮ください。

糖質制限と糖尿病

そもそも糖質制限は、糖尿病患者のための食事療法です。

こういうと私が糖尿病患者のようですが、私は糖尿病ではありません。両親も親族も今まで糖尿病になった人はいないので、遺伝的にも糖尿病になる確率は低いと思います。

ただ遺伝的には低くても、糖質を摂りすぎて糖尿病になった人を知っていますし、親が糖尿病で、その子供も糖尿病になった人も知っています。

その人たちの何が糖尿病の引き金になったのか。それを考えたとき、やはり「糖質の摂りすぎ」が原因の一つだと思いました。

もちろん、それだけが原因ではないでしょう。過度のストレスや生活習慣の乱れなど、いくつかの要因や遺伝も関係しているでしょう。

ただ、糖質を控えていれば、糖尿病にはならなかったのではないか。発症する前の予備軍の段階で糖質制限をしていれば、すい臓の働きは回復できたのではないか。と思います。

なぜそう思うのか。実際に糖尿病になった人が糖質制限をして、みるみる血糖値が下がり、血液検査の結果がすべて正常になったからです。

ただ、その時の糖尿病専門医は、糖質制限を嫌悪していて「炭水化物を食べないで、肉や魚を食べ放題だと言っている馬鹿なやつがいるが、炭水化物は摂らないといけない」と言われていました。

栄養士も、卵を1日2個は食べ過ぎ、コレステロールの摂りすぎだから控えましょう。ご飯は1杯は食べて大丈夫と、完全にカロリー制限食を勧めてきました。

ただその人は、糖質制限についてかなり調べていて、糖質制限が糖尿病の食事療法として一番適しているという確信のもと、自分で糖質制限を行いました。

実際、3ヶ月もすると血糖値（ha1c)は正常範囲になり、あれほど糖質制限を嫌悪していた医師も、ここまで早くha1cが下がるのはすごいね、と。

その人はその後もずっと、ha1cを4.8～4.9に保っています。もちろん薬は使っていません。

それ以来、その先生も糖質制限をやめろとは言いません。ただ、中性脂肪が少なすぎるので、もう少し炭水化物は摂ったほうがいいよとは言われています。

その先生が、自分のいうことを聞かない患者だから好きにさせよう、と思って何も言わないのか、もしくは糖質制限に少し理解を示したのかはわかりません。

もちろん、先生のいうことを聞くのは大事です。その道のプロですから。

ただ少しでも疑問を持ったり不安になったり、おかしいなと思ったら、プロのいうことだから正しいはずだ！と思わずに、自分でも調べてみたほうがいいと思います。

特に命にかかわる事は、しっかり自分で考えて、調べて、納得のいく治療をするべきです。私はおかしいと思ったけど先生がそう言ったから、とか、プロだから間違いないと思ったのに、など後で後悔しても遅いのです。

緊急を要する手術や、今すぐ判断しないといけない事柄ではないときは、疑問に思ったら自分で考えてみましょう。そのためにセカンドオピニオンもあります。

今回の体験で、糖尿病には糖質制限食が有効だとはっきりわかりました。糖質だけが血糖値を上げるのは本当でした。

では、糖尿病患者ではない、健常者が糖質制限をするのはどうなのか。あくまで私の意見ですが、糖質制限はやって損はない食事療法だと思います。

私は医療関係者ではないので断定はできませんが、実際に自分も糖質制限をやっているので（糖尿病患者ではありません）糖質制限の良さを身をもって体験しています。

今まで何気に食べていた食事ですが、食べる食材によってこんなに体調が変わるのかと。

何度も言いますが、私は糖尿病患者ではありません。でも糖質制限のおかげで、吹き出物が多かったお肌も、キレイなつるんとした肌になったし、透明感も出てきました。

食後の眠気もなくなりました。余分なぜい肉も落ちました。頭もスッキリしました。

糖質制限で「私の体は食べ物から出来ている」というのを身をもって実感しました。

糖尿病でない健康な人は、ダイエット目的で糖質制限をする人が多いと思います。私はそれでもいいと思っています。糖質制限をすることで、糖尿病になる人が一人でも減るのだったら。

糖質制限で血糖値の乱高下を防ぎ、インスリンの過剰分泌を抑制し、ダイエットにもなり、健康にもつながる。

どんな目的であれ、健康で毎日を楽しく過ごせる方法であれば、試してみる価値があります。もし合わなければ、やめればいいだけのことです。

私は糖質制限に出会って、食生活が変わりました。体調もすこぶる良好です。

「私の体は、食べるもので出来ている」

糖質制限は、そんな当たり前の事を気づかせてくれました。一人でも糖尿病患者が減りますように。