天気が良い日や、曇りの日・雨の日など、空を見上げると浮かんでいる雲。
そんな雲にも1つ1つ名前があります。
雲は3つのグループにわかれて10種類に分類されていますよ。
また、雲によって晴れだったり雨だったり、天気にも関係が深いのが雲です。
見分けられると便利ですが、どう見分けたらいいのでしょうか?
さらに、名前も同じようなものが多く覚えにくいですよね。
同じような名前って、覚える際にはごちゃごちゃになって覚えられるか不安です…(^^;
そこで今回は「雲の見分け方と雲の名前の覚え方」についてご紹介します。
1つずつ解説していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
雲の種類は10種類!どんな種類の雲がある?
雲は、3つのグループによって雲の種類が10種類に分類されます。
雲の種類や特徴についてはこちらで詳しく紹介しています。
3つのグループとは、
・中層雲
・下層雲
の3つです。
上層雲は5kmから13km程度の高さに良く見られる雲。
上層雲で見られる雲の種類は、『巻雲』『巻積雲』『巻層雲』の3つです。
昼ハロ。
外接ハロの成分があります。巻雲の表情も豊かで、見ていて飽きないです。 pic.twitter.com/bFC8Xwbp31— ハナタテ (@lithopshanatate) 2019年3月3日
【うろこ雲🌥️】 うろこ雲は空高くうろこ状に広がる雲でうろこが多数並んでいるように見えます。巻積雲の俗称。うろこ雲が出来ているという事は上空で暖かい空気と冷たい空気の対流が進んでいる証拠で低気圧や前線がやって来る前触れです。うろこ雲は雨だけでなく地震の予兆でもあります❕ pic.twitter.com/1EL7tvw5PU
— honesty (@honesty42797011) 2018年11月2日
空全体に巻層雲。。
曇り空からの変化にゾワゾワ。
その上がめっちゃ焼けた。
神秘に包まれた感。。#空#空が好き#雲の教室#復興祈願 pic.twitter.com/FsbrHFdA4U— moe (@moe808080) 2018年9月17日
また、中層雲は2kmから7km程度の高さに良く見られます。
中層雲で見られる雲の種類は、『高積雲』『高層雲』『乱層雲』の3つ。
自然の驚異!信じがたいほど奇妙な雲の形
高積雲(ひつじ雲) pic.twitter.com/Afb1doXUny— 勝和運転代行 市川 (@showadaikou) 2017年10月28日
【桑名から望む鈴鹿山脈】
今朝はいつもより2時間遅れの9:30の鈴鹿山脈です。山並みがよくえます。空全体に高層雲が広がってきました。
1枚目 全体のパノラマ
2枚目 御在所岳
3枚目 藤原岳
4枚目 多度山#鈴鹿山脈 #養老山地 #桑名 pic.twitter.com/TooqXJi3eL— kazu@石ころdeアート (@kazude2) 2019年1月30日
#理学部5号館の空_思索の春
乱層雲
あめだね pic.twitter.com/a2Wq8g5VaM— まこっちゃん@ヒマラヤ (@kndmkt1) 2019年2月28日
さらに、下層雲は地上から2kmほどの高さによく見られるものです。
下層雲で見られる雲の種類は、『層積雲』『積雲』『層雲』『積乱雲』の4つです。
風がない。けど暖かいよりちょっと寒い。#いまそら #イマソラ #層積雲 #鉄塔 #ファインダーの越しの私の世界 pic.twitter.com/fcyQ6mC7Py
— Hiromi (@hiromi_lievre) 2019年2月23日
雲の写真をアップロードすると何雲か教えてくれるアプリ。
−−−−−−−下層−−−−−−−
雲形:積雲 (一致度★★★★★)
雲の通称:わたぐも
撮影日時:2019-03-01 16:14#KMOMY #くもろぐ #わたしの雲 #積雲
くもろぐアプリはこちら https://t.co/swXb8TBMJL pic.twitter.com/9o5hzZDf9C— c (@cfieldt) 2019年3月1日
層雲 #CloudWatcher pic.twitter.com/TAHU8Ud4Ux
— Takaaki YAYOI (@taka_aki) 2019年2月26日
昨夜東京を襲った雷雨の写真です。
積乱雲が近づき、雷が鳴り出したらお天気が急に変わるかもしれません。どうぞご注意ください。
いずれも安全な場所から撮影しています。(雷雲が接近しているときは野外での撮影は危険です) pic.twitter.com/dhPDJhDjFJ— KAGAYA (@KAGAYA_11949) 2018年8月27日
たくさんの雲がありますね。
⑪この10種雲形というのは、積乱雲、乱層雲、積雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲、巻積雲、巻層雲、巻雲の10種類です。この10種類は画像のような感じになっています。(出典:http://t.co/jSUZQiW2) pic.twitter.com/szvDDqUO
— encephalology (@encephalology) 2012年4月23日
見た事がある雲も多いのではないでしょうか?
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雲の種類の見分け方!10種類の雲をどうやって見分ける?
雲の種類をご紹介しましたが、正直どれがどれ?となった人も多いのではないでしょうか。
雲を見分ける方法って難しそうですよね。
今回はそんな場合でも見分けられる見分け方を複数ご紹介します。
空を眺めてみて判断に迷ったら、こちらを思い出してみてくださいね。
形で見分ける方法
雲の種類を形で見分ける方法があります。
形を比較することで見分けられるのは、
・『巻積雲(うろこ雲・いわし雲・さば雲)』
・『高積雲(ひつじ雲・まだら雲・むら雲)』
こちら2つは、雲の形が似ていて判別しづらいです。
1つ1つの雲が綿のようになっていて、たくさんの雲が集まっているのが特徴です。
ただ、こちらも形を見ることで見分けることができます。
こちらは指を使って見分ける方法です。
・1つの雲のサイズが人さし指の幅よりも小さいものは『巻積雲(うろこ雲・いわし雲・さば雲)』
・1つの雲のサイズが人指し指の幅よりも大きいものは『高積雲(ひつじ雲・まだら雲・むら雲)』
特に道具を使うわけではないので、手軽に判別できます。
今日はいろいろな雲が空に浮かんでいました。腕を伸ばして、人差し指の幅より小さいモコモコは巻積雲(うろこ雲)、大きいのは高積雲(ひつじ雲)です。 #雲の見分け方 pic.twitter.com/un7s74iUdV
— 斉田季実治 (@tenki_saita) 2017年11月1日
高さで見分ける方法
雲の種類を雲の出来ている高さで見分ける方法もあります。
高さで見分ける方法ができるのは、
・『積雲(綿雲)』
・『積乱雲(入道雲)』
です。
積乱雲は積雲が大きくなったものなので、見分けるのが難しいものです。
ただ、積雲では雨や雪を降らせることはしません。
積乱雲では雷が起こったり、雨が降ったりします。
他にも、積雲の雲の高さはそこまでありません。
積乱雲は雲が厚くなるので、雲に高さがあります。
今日の午前中は穏やかな天気で、空には夏の「積雲」や秋の「うろこ雲」など季節が混在!
午後は関東など東日本中心に夏の雲が優勢になっていきそうです。「積雲」が「積乱雲」に変わってきたら、ゲリラ豪雨・雷雨など天気急変にご注意ください。https://t.co/GN7zw1c0IR pic.twitter.com/Rb76lGl63W— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年9月18日
画像を見ると、高さがかなり違うのがわかりますね。
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影で見分ける方法
雲を影で見分ける方法もあります。
影で見分けることが出来るのは、
・『巻層雲(うす雲)』
・『高層雲(おぼろ雲)』
どちらも雲が薄く広くかかるので、見分けがつきにくいです。
しかし、影が出来るか出来ないかで判別することができます。
巻層雲(うす雲)は太陽の光を通すので、外に出て自分の影を見るとしっかりと影が出来ています。
高層雲(おぼろ雲)は太陽を通すと光がぼんやりとするので、影が出来なかったりぼんやりとしか出来なかったりします。
【高層雲】
巻層雲と同じように太陽は見えるが、決定的な違いは地面に影が出来ないこと。
主成分は水や氷で、こちらには暈ができることは無い。
巻層雲と見分けにくいがこちらは雲高がやや低く、より分厚い。#秀さん気象録 pic.twitter.com/wTONHg5ARb— 秀霰 (@km_207) 2016年4月10日
薄く雲がかかっている時は、自分の影を確認してみてくださいね。
アプリで見分ける方法
自分じゃ判断できない!という時に便利なのが、アプリで見分ける方法です。
これだと全部の雲を判別してくれます。
アプリ名は『くもろぐ』。
雲の写真を撮ると、くもろぐが解析してどの雲なのか判別してくれます。
くもろぐに聞いてみると(何回か写真を取り直す必要はあったけど)このように出てきて位置情報合わせてプロットしてくれた。雲だけじゃなく、いろんな画像情報についてもこういうことができる、ってことで、そういうの持ってるのはスカパーさん強いよなぁ。とは思う。 pic.twitter.com/2ZxV2ROuAn
— こばこ(Shunsuke Tsushima) (@kobako) 2018年12月8日
色んな情報も教えてくれるので、雲のことを知りたい初心者向けと呼べそうです。
ダウンロードも無料なので、お気軽に使ってみてくださいね。
以上、4つの見分け方法をお伝えしました。
好きな方法で、雲を探してみてくださいね。
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雲の名前の覚え方 使われている漢字に注目!高さ・形・天気で見分けよう
雲の種類が10種類あることはお伝えしましたが、今度はその漢字に注目してみましょう。
『巻雲』・『巻積雲』・『巻層雲』・『高積雲』・『高層雲』・『乱層雲』・『層積雲』・『積雲』・『層雲』・『積乱雲』で10種類でしたが、同じ漢字が使われているせいなのか目が滑ります(笑)
共通の漢字は、
・積
・層
・高
・乱
の5種類。
漢字によって分類できるものもありました。
漢字の見分け方について、出来るだけわかりやすく説明しますね。
高さを表す漢字で見分ける
上層雲や中層雲の高さで、雲の名前を見分ける方法があります。
例えば『巻』という漢字。これは、上層雲の雲にのみ使われている漢字です。
なので、一番高いところに分類されている3つの雲にしか使われていません。
巻雲・巻積雲・巻層雲がそうですね。
さらに『高』。
こちらは中層雲の雲にのみ使われています。
高積雲・高層雲がそうですよね。
上層雲と中層雲、下層雲もセットで覚えてしまうと、位置関係もわかるので便利ですね。
雲の形を表す漢字で見分ける
続いて、雲の形を表す漢字で見分ける方法。
これには『層』という漢字と、『績』という漢字が当てはまります。
層には
・高層雲(おぼろ雲)
・層雲
・乱層雲
が該当しますよ。
巻層雲(うす雲)と高層雲(おぼろ雲)は、影で見分ける方法で「形が似ているので判別しづらい」とお伝えしました。
この『層』と付く漢字のグループは、全て広く雲がかかる種類になります。
空いっぱいに雲が広がる種類、と覚えましょう。
また『績』。積には
・高積雲(ひつじ雲・まだら雲・むら雲)
・積雲(綿雲)
・積乱雲(入道雲)
が該当します。
巻積雲と高積雲は、指を使って判別する方法をお伝えしましたよね。
1つ1つの雲のサイズが小さかったり大きかったりしますが、1つずつ雲の形がわかるのが績と付く雲の特徴ですね。
雨を降らす漢字で見分ける
最後に『乱』。
乱には、乱層雲と積乱雲が該当します。
乱といえば、荒れるというイメージがありませんか?
この2つは雨や雪をもたらす雲です。
乱=雨と覚えておくと便利ですね。
見分け方をいくつかご紹介しましたが、1つの見分け方で区別するよりも、複数の見分け方で区別した方が雲の漢字は覚えやすいです。
巻積雲であれば、上層雲+1つ1つのサイズがわかる雲。
巻層雲であれば、上層雲で広がっている雲など。
なんだかテスト前の覚え方のようになってしまいましたが(笑)
ぜひ漢字にも注目してみてください♪
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雲の名前の覚え方!種類や季節によってどう違う?まとめ
以上「雲の見分け方と雲の名前の覚え方」をお伝えしました。
雲の見分け方は、最初自分の目で確認して予想した後、くもろぐで答え合わせも面白そうです。
名前もその時に一緒に覚えてしまうのも楽しそうですね。
複雑な雲の見分け方と雲の名前ですが、ぜひ一緒に覚えてみてはいかがでしょうか(^^)
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