こんにちは、アコです。
皆さん、歯は大事にされていますか?虫歯になると治療するのはめちゃくちゃ痛いですよね(;一_一)最悪、歯の神経を取ることも。さらに詰め物がキラッと光るのもかっこ悪いし。私も虫歯治療した歯がたくさんあります(T_T)
でもそんな私でも、先日、歯の定期検診で歯医者さんに褒められました!プラークがほとんど付いてなく、キレイに磨けてて素晴らしい!とのこと。でも、歯磨きの方法や歯ブラシはいつもと同じ。じゃあなぜキレイなの?
今回は、糖質制限で虫歯どころか、歯医者さんに褒められる歯になれる秘訣についてお伝えします。
なぜ虫歯になるの?
歯をしっかり磨いていない人はもちろん、きちんと磨いているのに虫歯になる人もいます。逆にあんまり歯を磨いてないのに、虫歯にならないという人も!この差はなんでしょうか?それは、お口の中に虫歯菌がいるかどうかで影響します。
中でも、ミュータンス菌はとっても悪い菌で、生後10ヵ月~36ヵ月ぐらいの間に大人から感染します。子どもが小さいと、かわいいから思わずチューしたり、自分が使った箸で子供に食べさせたりしますよね。この時、大人がミュータンス菌に感染していると、その大人の唾液から子供に感染するんです!
特に虫歯治療をしていない大人だと、大量のミュータンス菌が子どもの口に感染することにΣ(・□・;)いったん大量に感染してしまうと、歯磨きぐらいでは減らないのがミュータンス菌の怖いところです。
口の中に入ったミュータンス菌は、歯の表面にあるバイオフィルムという膜の中に棲みつきます。ミュータンス菌が棲みついたお口の中にエサとなる糖分が入ってくると、しめしめとばかりに糖分を取り込み、その糖を分解するときに酸を出します。この酸が歯を溶かして虫歯になるんです。この他にも、
・歯の質が弱く、虫歯になりやすい歯
・酸を中和してくれて、再石灰化もしてくれる唾液の量が少なくて、虫歯になる
など虫歯になる原因はありますが、こういう人は体質なので仕方ありません。そうではなく、誰もが虫歯になる主な原因は食べ物にあるのです!
お口のネバネバの原因 プラーク
虫歯になる原因がわかったところで、ではどうすれば虫歯にならなくてすむのでしょうか?それはもちろん、虫歯菌のエサとなる糖質を摂るのを減らすこと!
糖質を摂るとお口の中がネバネバしませんか?ご飯、ジュース、お寿司などなど。糖質をたくさん摂るとミュータンス菌の動きが活発になり、糖分をエサにしてネバネバとしたデキストランという物質を作ります。
細菌は、このネバネバが大好き!このネバネバの中に棲みついて、どんどん菌が増えていきプラーク(歯垢)を作っていくんです。しかもこのプラーク1mgの中には、なんと数億個から10億個の細菌が!(@ ̄□ ̄@;)!!
プラーク(歯垢)は粘着力が強く、うがいぐらいでは取れません。歯ブラシやフロスなどでしっかりこすり落とさなければいけないのですが、これがまた難しい。
一般的に歯ブラシだけで落とせる歯垢は60%、さらにデンタルフロスなどを使って80%まで歯垢を落とせると虫歯を予防できるようですが、実際はなかなかそこまで落とせていないのが現状です。
きちんと磨いているようで、磨けてないのが歯磨き。虫歯菌は、きちんと落とせなかったプラークの中で、
糖を取り込む
⇓
酸を作りだす
⇓
歯を溶かして虫歯にする
という、活動をするのです。
糖を摂らなければ、プラークは作られない
きちんと歯磨きでプラークを落とせればいいですが、落とせないから虫歯になるんですよね(+_+)だったら、初めからミュータンス菌のエサになる糖質を摂らなければいいんです!
ミュータンス菌は、エサとなる糖質がなければプラークを作れません。プラークができなければ、ミュータンス菌の活動もなく、歯を溶かす酸も作られません。
プラークがないとネバネバもなくなります。糖質制限を始めると、お口の中のネバネバがなくなり、さっぱりしませんか?それは、プラークが作られないから。結果、虫歯になりにくいのです!
虫歯と歯周病は予防可能な病気
糖質制限を始めると、ダイエットだけでなくお口の中までキレイになるなんて、嬉しいですよね!とくに最近は、ホワイトニングや大人の矯正歯科など、審美に対する意識も高まっています。また見た目だけでなく、自分の歯が多く残っている人とそうでない人は、寿命に差が出るという調査結果もあります。
さらには、口内環境の悪化は全身の健康にも影響すると言われています。特に恐ろしいのは、歯が抜け落ちる歯周病。歯が抜け落ちるだけでなく、歯周病菌が体内に入ると、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まるとの研究結果も出ています。
こんなに恐ろしい歯周病には絶対になりたくない!虫歯はもうなってるけど、これ以上増やしたくない!そんな思いで今まで歯磨きをしてきましたが、どれだけしっかり歯を磨いてきても、虫歯とは縁が切れなかったし、染め出しすると赤い部分がたくさんあったりと散々でした。
でも、糖質制限を始めてからは、定期検診でホントにビックリされるくらい「きれいに磨けてますね!」と褒められるんです。染め出ししてもほとんど赤い部分がなくて、プラークが付いてません。
歯磨きの方法や歯ブラシは今までと同じです。なので、こんな風に目に見えて結果が出ると、ほんとに糖質制限は歯にいいんだなとリアルに実感しています。
ちなみに、こちらは歯医者さんで勧められて使っている歯ブラシと歯磨き粉です。
虫歯と歯周病は自分で予防できる病気です。歯がなくなると見た目だけでなく、治療費もかかるし、食べ物も美味しくありません。何より歯は一度失ってしまうと、二度と元には戻らないのです。
皆さんも糖質制限でダイエットをしながら、歯も一緒に守りましょう!口内環境の改善は健康への近道です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。
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