福岡県遠賀郡の芦屋町にある「芦屋釜の里」に、小学生の子供と一緒に行ってきました!
行く前は「たいしたことないのでは?」と思っていましたが、行ってみてびっくり!メチャメチャよかったですよ~♪
ということで、今回は「芦屋釜の里に行ってきた感想や口コミ」についてご紹介します。
芦屋釜の名物お菓子「芦屋釜もなか」やとってもキュートなマカロンのお菓子「芦屋カマロン」についてもご紹介します。
「芦屋釜の里ってどうなの?」と迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夏休みや春休み、GWなど、子供と一緒に行くのも楽しいですよ。
芦屋釜とは?重要文化財指定の貴重な品
芦屋釜とは、南北朝時代頃(14世紀半ば頃)から筑前国芦屋津金屋(現在の福岡県遠賀郡芦屋町中ノ浜付近)で活動した鋳物師達によって造られた鋳鉄製の茶の湯釜のこと。
お茶をたてるときに、大きな釜から柄杓(ひしゃく)でお湯を茶碗に入れますよね?
あのお湯が入った釜のことです。
茶道を習っていない人にはあまり馴染みのない道具ですが、芦屋釜の里ではたくさんの芦屋釜が並べられています。
私も茶道はお遊び程度でしかやったことがありませんが、芦屋釜がずらりと並べられているのを見ると圧巻!
その美しい姿にびっくりしました。
茶道はたしなみませんが、芦屋釜の重厚で上品な美しい姿は、和室やリビングの飾り棚などにインテリアにぴったり!部屋全体がグレードアップすること間違いありません。
現在、国指定重要文化財の茶の湯釜9点のうち8点を芦屋釜が占めているほど、その技術の高さと美しさは群を抜いているんですね。
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芦屋釜の里に行ってきた感想 子供も楽しめる!
芦屋釜の里 入り口
芦屋釜の里は「ザ・日本家屋」といった雰囲気の門構え。
とても落ち着きのある、静かなで落ち着いた雰囲気の素敵な入り口です。
中に入ると、素敵な庭園が目の前に広がります。
夏休みでしたが、人がほとんどおらずゆっくりとみることができました。
こんなに素敵な場所なのに、みんな知らないんですね。
芦屋釜の里 資料館
資料館では、芦屋釜の歴史、茶の湯釡の製作工程などの紹介や、実際に芦屋釜を多数展示していたり、映像で茶の湯釜の工程を紹介しています。
中に入ると、芦屋釜の重さを体験できるコーナー発見!
子どもたちが代わる代わる持ち上げて、重さを比べていました。
たった1ミリの厚さの違いなのに、2ミリと3ミリでは重さが全く違います!
3ミリの芦屋釜はずっしりと重かったですよ。
他にも、鉄でできた鐘をたたくコーナーや、鉄板をたたくコーナーがあり、子供たちもそれなりに楽しんでいました♪
芦屋釜復興工房
芦屋釜の里の中には、芦屋釜を作成している工房があります。
中に入ることはできませんが、外から見ることはできます。
いろんな道具がありますね!
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芦屋釜の里で 大茶室で鯉の餌やり!貴族気分が味わえる!
芦屋釜の里の真ん中に建っている、大茶室がまたすごい!
まるで平安時代の貴族屋敷のようで、ゆったりとして静か。廊下からは優美な池を見渡せ、その池にはたくさんの錦鯉が泳いでいます。
昔の貴族たちはこんな風に遊んでいたのかしら?なんて思ってしまいます(笑)
素敵なつくり!長くて広い廊下が続いています。
芦屋釜の里のスタッフの方が、コイの餌をくれました♪
投げてやると、たくさんの美しい錦鯉がわらわらと集まってきましたよ。
優雅なひと時です♪
芦屋釜の里の大茶室は、事前に予約をすれば茶室を利用することができます。
茶道具の貸し出しも行っていますよ。
部屋の中はこんな感じ。
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芦屋釜の里の庭園が美しい!
芦屋釜の敷地内はとてもきれいに整備されていて、私たちが行った時もたくさんのスタッフが庭園のお手入れをしていました。
これだけの広さの庭を美しいまま保つには、かなりの労力が必要です。
スタッフの皆さんの手入れが素晴らしいですね。
休憩できるベンチもあります♪
岩に染み入るセミの声~
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芦屋釜の里「芦屋釜もなか」と「芦屋釜ロン」も販売
芦屋釜の形をかたどった「あしや釜最中」や「釜」と「マカロン」をかけたとっても色鮮やかな「芦屋カマロン」も販売されています。
なかでもあしや釜最中は有名ですよ♪
「あしや釜もなか」↓
芦屋釜ロン↓
とっても面白い形をした「抹茶ひょうたんチョコ」も売っていましたよ。抹茶とチョコをブレンドした和風チョコレートです。お土産にもピッタリですね!
他にも茶道の道具や、工房で作られた鋳物製品なども販売されています。
芦屋釜の里 お茶屋で抹茶セットが楽しめる
芦屋釜の里では、ちょっと休憩できるカフェ的なお茶屋があります。
こちらでお茶と甘い干菓子を楽しむことができますよ。
夏限定で、抹茶アイスのセットもあります!
子どもたちは抹茶アイスセット、大人は干菓子セットを頂きました。
※今回は特別に、干菓子ではなく銘菓「あしや釜もなか」が出てきました(ラッキー♪)
抹茶アイスは、星野村の抹茶と阿蘇のジャージー牛乳を使ったごだわりの味だそうですよ♪
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夏休み限定!園内クイズラリーと茶道体験
夏休み期間中限定で、芦屋釜の里の園内クイズラリーと茶道体験が行われていました。
園内クイズラリー
資料館などを見れば、すぐにわかる簡単なクイズを3問解き、帰りに入り口のところで用紙を渡すとくじが引けます。
外れはなく、何かしら商品が当たるようになっていました。
子どもたちは、メモ帳と芦屋釜のことがわかる立派な「資料本」を頂きましたよ♪
クイズラリーは無料です。入り口でスタッフからラリー用紙をもらうだけです。
茶道体験
茶せんを使って、抹茶を点てる茶道の体験ができます。
こちらは有料ですが、めったにない機会なのでぜひやってみてくださいね。
場所は、入り口は行ってすぐ左にある「立礼席」というお茶屋で行います。
・場所:芦屋釜の里 立礼席
・参加資格:中学3年生以下
※小学2年生以下のお子様は保護者のサポート必要
・参加費:中学生500円、小学生300円、未就学児200円(入園料、お茶代)
芦屋釜の里 入場料やお得なチケットなど概要
芦屋釜の里の入園料とお得なチケットや概要はこちら。
開園時間 | 9:00~17:00(入園・呈茶は16:40まで) |
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休園日 | 毎週月曜日(祝日にあたる場合はその翌平日) 年末年始 |
入園料 | 中学生以上:200円(15人以上の団体 100円) 小学生:100円(15人以上の団体 50円) 6歳未満(小学校就学前):無料 |
お得なチケット | 年間入園券 中学生以上:700円小学生:300円 |
芦屋歴史の里共通券 中学生以上:300円小学生:150円 | |
呈茶 (抹茶と菓子) | 中学生以上:300円 小学生以下:200円 |
・身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方:入園料免除(入園時に手帳をご提示下さい)。
・上記の各手帳所持者の介護者1名が同時入場するときは入園料免除。
よく行く方は、年パスポートがお得です。
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芦屋釜の里 駐車場やアクセス
芦屋釜の里は、入り口の目の前に駐車場があります。駐車場代金は無料です。
ちなみに芦屋釜のすぐ横は、国民宿舎「マリンテラスあしや」があります。
イカの活き作りなどのおいしい料理や、窓から見える美しいオーシャンビューが名物です♪
<芦屋釜の里>
住所:〒807-0141 福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿1558-3
TEL:093-223-5881 FAX:093-223-5882
アクセス方法:
・JR折尾駅下車:北口へ出て北九州市営バス芦屋行(90番、91番)乗車、山鹿郵便局前下車、徒歩10分
・JR遠賀川駅下車:芦屋タウンバス芦屋釜の里前下車、徒歩すぐ
※バスの本数が少ないので事前に時間を確認
・車での所要時間:JR小倉駅から40分、JR博多駅から1時間10分
※国道3号線の今古賀交差点から車で約10分
※JR折尾駅からタクシーで20分
芦屋釜の里周辺レジャースポット アクアシアンプールが大人気!
芦屋といえば、県内最長のウォータースライダーがあるレジャープール「アクアシアン」が大人気です。
アクアシアンは毎年7月中旬から8月末までの夏休み期間の営業ですが、佐賀や熊本、山口といった他県からも多く訪れる穴場スポットです。
アクアシアンの料金が激安で、しかもお弁当やテントの持ち込みもOK!という、なんとも太っ腹なレジャープール。
さらに芦屋海水浴場がすぐ目の前で、プールと海水浴場の両方が楽しめる、めずらしいレジャースポットです!
毎年夏休みは、多くの子供連れや友達同士やカップルなど、若者からファミリーでにぎわいます。
アクアシアンの詳細はこちら。
遠方から来る人は、リーズナブルで美味しい海の幸が堪能できる「国民宿舎 マリンテラスあしや」や「かんぽの宿北九州」に宿泊する人が多いです。
どちらも海のそばに建っているので、部屋からの海の眺めが素晴らしい!
特にかんぽの宿北九州は、日本一美しい夕日が見られる場所としても有名ですよ♪
夏休みや冬休みは、どちらも早めに予約をしないとすぐに埋まってしまいます。予約を考えている人はお早めに。
芦屋釜の里がすごい!芦屋釜もなか・マカロンも買える!感想と口コミ
以上、芦屋釜の里に行った感想や口コミについてご紹介しました。
人も少なく、ゆったりと過ごせる穴場スポットです。
特に秋や春といった気候のいい季節は、おすすめです。
ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
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