北野武監督の「HANAーBI」や「ソナチネ」など、数々の作品に出演し、名バイプレーヤーとして長年活躍し続けてきた、大杉漣さん(おおすぎ・れん、本名大杉孝=おおすぎ・たかし)が21日、お亡くなりになりました。出身は徳島県小松島市。
原因は急性心不全です。
葬儀は本人、家族の意向により親族のみで執り行い、お別れの会は詳細が決まり次第発表するとのことです。
ぐるナイやバイプレーヤーズに出演中でした
最近ではバラエティーにも積極的に出演されて、日本テレビの人気番組「ぐるナイ ごちになります」のレギュラーにも出演されていました。最近では連続でぴたり賞をとったりと大活躍されていました。
ドラマの方でも、テレビ東京系列で毎週水曜日に放送中の「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」に出演中でした。
くしくも亡くなった今日、第3回目が放送されることになっています。ただし第4話、第5話の放送については現状未定とのこと。
「バイプレーヤーズ」は去年、「バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」で、金曜日の深夜枠で放送されました。
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大杉漣さんをはじめとして、寺島進さん、遠藤憲一さん、田口トモロヲさん、松重豊さん、光石研さんの名脇役6名が出演し、本人の名前でドラマ出演するという斬新な設定と、おじさんたちが主役という普通ではおよそありえないようなドラマでしたが、これが大反響!
またドラマの最後に、出演者たちがお酒を飲みながら井戸端会議をするシーンがとても面白く、ドラマ本編よりも役者たちの素の姿が見られるこのシーンを楽しみにしている視聴者も多くいました。
おかげで第2弾の放送が決定し、時間帯も深夜枠からプライムへ昇格、放送時間も30分から1時間となり、「バイプレーヤーズ」の人気の高さが伺えました。
先週までの2回の放送は、第1弾と比べて内容もさらにパワーアップし、毎回豪華ゲストが出演、さらには本人たちも本番まで知らされていないシークレットゲストが登場したりと、視聴者だけでなく、演じる役者たちも楽しみながら撮影しているという、今までにない斬新なドラマで、第2弾も裏切らないドラマです。(今回はスケジュールの都合上、寺島進さんは出演していません)
先週のドラマでも、最年長なのに一番元気でした。
それだけに、今回の大杉漣さんの訃報は、いち視聴者としてもかなりショックで、驚きを隠せません。
「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は始まったばかりで、今後どうなるのかわかりませんが、この作品が大杉漣さんの遺作となってしまいました。
もっと大杉漣さんの活躍を見たかったので、本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
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